英会話の習得は、フレーズの丸暗記にあり!
私の考える英会話の速習のポイントは、フレーズの丸暗記にあります。
これは運動や楽器の習得に近い物だと思うのですが、ある刺激に対して、我々が普通に考えるようなプロセスを経ると、即座な対応が出来ません。
例えば、テニスなどを例に考えると分かりやすいです。
テニスを始めてまず最初にさせられるのは素振りですが、これはラケットのフェースをボールに対して最適な角度で当てるフォームを身体に覚え込ませます。
何百回、何千回と繰り返すうちに、最適なフォームが体に覚え込ませることが出来、低い球や高い球、といった素振り練習でやった想定外の事にも対応することが、自動的に出来る様になってきます。
これは、武道の「型」や、楽器の演奏に関しても同じことが言えると思います。
一般的に語学の習得が難しいのは、この地道な「型」の習得を続けることが困難な事です。
「型」自体はあまり実際に使う場面には効果的と思えないため、「型」ばかりやっていても応用が出来ないと思ってしまうのです。
しかし、実際は、「型」を繰り返すことによって、脳内に回路が出来ると基本動作は無意識がやってくれるので、無意識のオートドライブを担当している部分に、誤差修正の情報を送るだけで、臨機応変な応用が出来る様になるのです。
これが習得した部分ですね。
英会話の「型」得るための方法
では、その英会話においての「型」を習得するのに、どのような練習方法があるでしょうか?
1)従来の英会話学校などでやるスキットによる英会話レッスン
あるシチュエーションの会話を繰り返したり、応用を交えて繰り返します。
場面の想定が分かりやすく、勉強のモチベーションも湧きやすい形です。
問題は、練習量を確保するために、相当な時間が必要な事です。
2)フレーズを丸覚えする
使われる頻度が高いフレーズを単純に繰り返し発語し、覚えます。
もっとも早く習得が出来そうですが、問題が2つあると思います。
一つは、あまりにもフレーズ主体になり過ぎて情景が見えにくく、学習自体が
単調になってしまいがちな事。教材は売られていますが、継続するのが難しいのが
問題です。
もう一つは、初心者ではきちんと発音できているか、チェックが難しいところです。
3)上記の2つの手法を組み合わせて対面でフレーズの暗記学習をする。
フレーズの暗記を、マンツーマンレッスンで導いてもらうと、とても効果的になるはずです。
発音や、ミスのチェックも同時に行われます。
この3)の学習方式こそ、ダイレクトメソッドの流れをくむ、カランメソッド、あるいはDMEという学習法です。
問題は、演習量を確保するためにマンツーマンレッスンを週最低3日のペースで行うと、非常に高額なレッスン費用がかかってしまう事でした。
オンライン英会話の登場までは。
今なら、オンライン英会話という方法があるので、1月あたり何千円からかで始めることが出来る様になりました。
現在、カランメソッドという方式と、DMEという方式がオンライン英会話の中で主流のようです。
ほとんどのオンライン英会話スクールは無料体験を行っています。
無料体験は名前とメールアドレス(フリーメールでも可)だけで可能なので、非常にお手軽に出来ますので試してみてもいいかもしれませんね。