Kindleスマホアプリと瞬間英作文トレーニングで格安英語学習!
とても有名な瞬間英作文シリーズという英語/英会話教材があります。
今回は、その第1弾「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」藤澤洋介氏・著のKindle版の使い勝手が非常に良かったので、是非、Kindleスマホアプリで学習にご提案と思い、紹介をしたいと思います。
これは、中学校で習う文例を丸ごと、瞬間的に記憶から呼びよせ、発語出来る様になるまで練習するというもので、アマゾンの英文読解カテゴリの売れ筋ランキング第一位をずっと独占している状態です。 Amazonのなか見!検索機能でキンドル版の最初の20ページ、ちょっと雑なスキャンの1~8、9~13、15~19、21~24、26~29、32~37、196~198、200~204ページ+奥付が、歯抜けになっていますが、プレビュー出来ますので、詳細はAmazonのプレビューでお確かめください。(概要、使い方、あとがきのほとんどが公開されています。読めないページもありますが。。。)
⇒どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CDなしバージョン)
では、早速、その中身と使用感をご紹介します。
瞬間英作文トレーニングの種類は3形態
瞬間英作文トレーニングは、今回お勧めするKindle版の他、書籍版、スマホアプリ版が存在まします。
Kindle版「瞬間英作文トレーニング」
Kindle版には音声ファイルが付属しません。そのかわり、値段が1,080円とお安くなっているのと、ページのスワイプで、書籍よりも効果的に本書を活用出来て便利と思い、お勧めしています。 ただし、音声が欲しい方は書籍版をお勧めします。
書籍版「瞬間英作文トレーニング」
書籍版では、CD音声が付属します。 そのCDには、日本語音声が流れた後、英語が流れますがポーズする時間が流れ、自分で瞬間英作文する時間が与えられます。発音の練習をされたい方はこちらを手に入れるのも良いです。 定価1,944円。
アプリ版
書籍版のアプリ化バージョン。 iOS、Android版があります。 本ブログの性質上、本来ならばこちらをお勧めするべきなのでしょうが、iOS、Android版共にバグの報告があり、今回はKindle版のご紹介としました。 その内、手に入れようかと思っています。
瞬間英作文トレーニングとは何か
さて、瞬間英作文とは、簡単に言うと、ある程度平易な文章を瞬間的に英訳するというトレーニングです。
私たちが学校でしていた「英語」は、受験に特化したような英語で、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の作者、藤澤洋介氏は、そのことを100メートルを1分かけて走るようなものと喩えられています。
英語を話すようになるには、100メートルは10秒程で走らねばならないのです。
その為にはフレーズ学習の反復練習を行い、反射的に英語フレーズが口に出るようになるまでトレーニングをしなくてはなりません。
瞬間英作文トレーニングは、3つのステージから出来ており、今回紹介する書籍、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」は、第1ステージの教材となります。
瞬間英作文トレーニングのステージ
- 中学で習った平易な文を確実に素早く英作文出来る様になる
- 文例が文法・文型的に並ばないランダムなものを使っての練習
- 更に様々な文法・文型を駆使できるようにするステージ。応用編。
では、具体的な「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の使用法を挙げていきます。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の使い方
この文例集は、1文例あたり10文、合計790文から成り立っています。
使い方は、サイクル法と呼ばれる、反復練習で、790文を、小分けに10回の反復練習をするようにします。
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」では、下記のパートから成り立っています。
Part1:中学1年生レベル 23セクション
Part2:中学2年生レベル 34セクション
Part3:中学3年生レベル 22セクション
この各パートを3~4つのセクションを小分けにして(セグメント化して)、一つ一つ完成させていきます。 目安は、10回、学習をする事となります。
では、具体的な使い方です。
下記に、「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の1セクションのサンプルを挙げます。
文例集という著作物ですので、文例等にはモザイクをかけました。ご了承ください。
上記のAmazonの商品ページの「なか見!検索」機能を使えば、Part1のセクション1,2の内容が確認が確認出来ます。
さて、左ページに日本語の文、右ページには英語の文が載っています。
これを書籍で行うと、和文を見ている時に英文が見えたりするのですが、Kindleで読むと、1ページずつの表示になり、指一本のスワイプで次ページの英文が確認できます。
また、和文と英文を行ったり来たりするのが楽で、大変、使い勝手がよろしいです。
英文を確認するときに次の英文が見えるのが良くないとお思いかもしれませんが、私の場合は、あまり気になりませんでした。
スワイプした際に、和文の表示されていた位置にに英文が滑り込んできますので、視点の移動が無く、集中していると、前後の文章はあまり頭に入りませんので、さほど気にならないかと思います。(ご注意:位置が同じになるのはスマホアプリのみ。Kindle端末を使うと上下にぶれる様です。また、反応が遅いので、Kindleスマホアプリの方が快適に使用できます。四六時中持ち歩けますし!)
上記の教材を実際に学習するには、まずセグメント化をします。例えば、Part1では、セクション1~6までをセグメント化して一つの塊として、それを繰り返し学習するようにします。(サイクル学習)
第1サイクル目
①日本文を見て、瞬間的に英作文する。口に出す。
②すぐに英文を見て答え合わせをする。
③英文を読みながら何回か音読する。慣れたら見ずに行う。
④10文を連続して英作文してみる。
これらをセクション6まで終わらせます。そして、第2サイクルに入ります。
第2サイクル以降
①10文を連続して英作文してみる。
②英文を読みながら何回か音読する。慣れたら見ずに行う。
第10サイクルまでに①10文を連続して英作文してみる。が完璧に出来る様になったら、①の連続英作文だけを何回かやり、長期記憶に染み通るよう、繰り返します。
セクション6までを10サイクルやったら、次のセグメントに移ります。
まとめ
このフレーズごとの定着法としての瞬間英作文は、大変効果的で、カランメソッド等と組み合わせてやると、より効果的だと思います。
この学習するときのポイントは、あまり気負わず、しかし、丁寧に読み上げる回数だけを目標にすることだと私は考えています。覚えようとすると苦痛になります。しかし、人間、集中して丁寧にやると自然と覚えてしまうものです。
長期的にAmazonの英会話カテゴリで売り上げ1位になっているのも納得の学習法だと思います。
興味を持たれた方は、是非、お試しされてみてはいかがでしょうか?